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真田丸『第42話』解説。幸村が大坂で学んだ、敵に勝つ「食の極意」

2016年10月23日(日) トレンドなニュース

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NHK大河ドラマ『真田丸』を放送直後にワンポイント解説する人気連載シリーズ。今回は、戦国時代における「兵粮」の重要性について。「腹が減っては戦はできぬ」の言葉の通り、どんなに強い兵力をもつ軍隊でも、肝心の食料が無くなってしまってはひとたまりもありません。そのことを最も気にかけていたのが真田幸村でもありました。幸村は兵粮の重要性をどこで学び、肝に銘じたのでしょうか?

今回のワンポイント解説(10月23日)

江戸時代の初め頃に書かれた『雑兵物語』という史料に、こんな話が出てくる。足軽・雑兵に兵粮米を支給するとき、まとめて渡すとドブロクにして飲んでしまうので、陣中が兵粮不足に陥ってし まう。だから、面倒でも数日分ずつ小分けにして渡せ、というのだ。戦国時代の陣中では、実際にこんな事が珍しくなかったのだろう。

さて、大坂城に入った幸村がまっ先に気にしたのは兵粮の備蓄量だった。今回も冒頭のシーンで、兵粮の手当について大野治長と相談している。

思い起こしてみよう。小田原の役の時、石田三成は、城を落とすのに時間がかかると算段が狂ってしまう、といって苛立っていた。これはもちろん、兵粮の心配をしていたからだ。それから、第2次上田合戦。真田・徳川の両軍は、敵の兵粮を奪いながら味方の兵粮を確保するために、ゲリラ戦を展開していた。そうした中で昌幸は、「先に兵粮が尽きるのは人数の多い徳川方」だと、見抜いていた。

食べ物がなければ人は生きてゆけないから、兵粮がなければ軍隊は作戦できない。つまり、補給(兵站)の問題は、軍隊の作戦期間に直結するのだ。この、当たり前だけれど、具体的には意外にイメージしにくい原理を作劇に活かしながら、ドラマとしてきちんと描いた大河は、おそらく『真田丸』が初めてだろう。

さて、兵粮の手当について考えていた幸村が、御文庫で石田三成と大谷吉継を思い出すのは、そうした仕事が、かつては三成や吉継の担当だったから。というより幸村(信繁)は、かつてこの御文庫で、三成や吉継の仕事ぶりを見ながら、巨大な軍事政権を支える実務の何たるかを学んでいたのだ。大坂城に入って、まっ先に兵粮の備蓄量に思い至ったのも、そうした経験の賜物だったともいえる。

まあ、戦国時代の兵粮の話を具体的に知りたい方は、とりあえず拙著『戦国の軍隊』を読んでみて下さいね。(西股総生)

今週のワンポイントイラスト

やっと幸村が目立つと思ったのに、濃すぎる新大坂城の仲間たち。石田、大谷がいた頃が懐かしい…(みかめ)

 

文・絵/TEAM ナワバリング(西股総生・みかめゆきよみ)

ナワバリスト(城郭研究家)の西股総生率いる、お城(主に山の城)と縄張りを愛する3人組

 

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今週の『真田丸』SNS反応【編集部まとめ】

出典元:まぐまぐニュース!

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