トップ > トレンドなニュース > 真田丸『第41話』裏解説。家康はなぜ豊臣家との決戦を急いだのか?
夢の暗号通貨シティ NOAHシティ
なぜノアコインなのか?


真田丸『第41話』裏解説。家康はなぜ豊臣家との決戦を急いだのか?

2016年10月16日(日) トレンドなニュース

unnamed

NHK大河ドラマ『真田丸』を放送直後にワンポイント解説する人気連載シリーズ。今回は、大坂の陣の直接の原因ともなった「方広寺鐘銘事件」について多くの家臣を抱え、修羅場をくぐり抜けてきた家康が、方広寺の鐘銘ごときに言いがかりをつけて開戦にまで持ち込もうとしたのはあまりに不自然です。しかし、そこには年老いた家康の、切ない「親心」が隠されていました。

今回のワンポイント解説(10月16日)

方広寺の鐘銘に言いがかりをつけて、豊臣家との開戦に持ちこもうとする家康のやり方は、かなり強引な印象がある。慶長19年(1614)の時点で家康は72才だから、自分の持ち時間が残り少ないのを感じてのことだろう。

自分が生きているうちに、豊臣家を潰してしまおう…家康がそう考えた背景には、実は関ヶ原での苦い勝利があった。関ヶ原合戦の結果、豊臣系の大名が大きな領地を持つことになり、徳川家 の一族と家臣で全国を支配することができなくなった。なぜ、そうなったかといえば、秀忠が決戦に参加できなかったからだ。

思い出してみよう。かつて北条氏政が氏直に、織田信長が信忠に、豊臣秀吉が秀次に、権力を継承したケースを。彼らは、後継者に本家の家督を譲って、自身はグループ全体の総帥におさまり、軍事・政治の実績を積ませていった。家康も、基本的には同じ方式で秀忠に権力を継承しようとしていたことがわかるだろう。

しかし、関ヶ原に参戦できなかった秀忠は、軍事的な実績をつむ機会を失ってしまった。そして、 慶長19年の時点においても、秀忠の軍事指揮官としての能力は未知数のままだったのだ。全国の大名たちが頭を下げているのは、「征夷大将軍」という秀忠の肩書に対してではない。決戦に勝った家康が、いちばん強い者として君臨しているからなのだ。

もし、このまま家康が他界して、そののちに徳川家と豊臣家の間で戦争が起きたとしたら。全国の大名たちは、はたして秀忠の指揮にしたがうだろうか。わけても、いまだ秀頼に臣下の礼を取っている豊臣系の大名たちは、どう動くだろうか。

はたして秀忠は、機先を制して徳川優位の状況をつくりだせるだろうか。あるいは、両軍が対峙している時に、豊臣方が巧妙な動きを見せたり、徳川方にミスが出たりして、徳川方がピンチに陥った時。秀忠は、はたして的確に対処できるのだろうか。

実績のない秀忠の指揮に従っていたのでは、勝てないかもしれない…大名たちがそんな不安にひとたび取りつかれたら。関ヶ原合戦だって、勝敗を決定的に分けたのは、寝返りなのだ。 そう考えた時、家康は自分の体が動くうちに豊臣家を滅ぼして、秀忠に勝利をプレゼントするしかない、と思い至ったのであろう。(西股総生)

今週のワンポイントイラスト
大坂城。足軽として有象無象もいっぱい集まったはずだけど…!?(みかめ)

 

文・絵/TEAM ナワバリング(西股総生・みかめゆきよみ)

ナワバリスト(城郭研究家)の西股総生率いる、お城(主に山の城)と縄張りを愛する3人組

 

メルマガ『TEAMナワバリングの『真田丸』ワンポイント講座

本メルマガでは大河ドラマ『真田丸』戦国軍事考証を担当する西股先生によるワンポイント講座を中心に、書籍、イベント活動などの情報を発信します。
《ご登録はこちらから》

Facebook

twitter

blog 人生竪堀 TEAM ナワバリングの不活発日誌

 

★イベント情報★

◎10月20日(木)19:00〜 「ちゃらぽこ六文銭裏講座」では、関ヶ原合戦の戦後処理と徳川家康の覇権確立を中心に、昌幸の残した軍略などについても語る予定。

◎12月17日(土)新府城&谷戸城(山梨県)~クラブツーリズム日帰りバスツアー 

最終回直前企画です!ドラマの最初の舞台となった新府城を歩きながら、幸村の成長の軌跡をいっしょにふり返ってみませんか?

旅行代金 15,500 円(昼食付)

コース番号 03337-098 でお問い合わせ下さい。

◎12月23日(金)

トークイベント「信繁と幸村の 2016 年をふり返る

大坂の陣は、ドラマではどのように描かれるのか? 史実としての信繁と、サブカルとしての幸村、 ドラマに登場した城と合戦など、裏話も交えながら楽しく語ります。

第 1 部「今こそ語りたい第2次上田合戦と大坂の陣」…西股総生

第 2 部「サブカルで楽しむ歴史とドラマ」…西股総生・みかめゆきよみ・磯部深雪

場所 : 新宿クラブツーリズム(新宿アイランドウィングビル)

コース番号
第1部 C2021-098 入場料 1,000 円 

第2部 C20212-098 入場料 500 円

◎1 月 15 日(日) クラブツーリズム 小倉城(埼玉県)~日帰り現地集合・現地解散 戦国の石積みで知られる小倉城ですが、占地と縄張りの意味を読み解きながら、いつ・誰がこの 場所に城を築いたのか、考えます。山歩きのできる靴と服装でご参加下さい。
旅行代金 5,500 円

コース番号 03339-098 でお問い合わせ下さい

★『図解・戦国の城がいちばんよくわかる本』 KK ベストセラーズから発売中 

★『復元イラストで見る「東国の城」の進化と歴史』河出書房新社から発売中

★『真田丸』がより一層楽しめる4コマ漫画、『ふぅ〜ん、真田丸』発売中

今週の『真田丸』SNS反応【編集部まとめ】

















出典元:まぐまぐニュース!

この記事が気に入りましたら
「いいね!」を押しましょう

 

この度は星の数ほどある情報サイトの中から、当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今後の執筆活動の励みになりますので、よろしければ「いいね!」をお願いいたします m(._.)m。


【必見!】今話題の情報 pick up!

人気記事 pick up!

コメントは受け付けていません。